- ペット Walker(ウェルシュ・コーギー)、Bei Bei(ビション・フリーゼ)
- 頭数 2 匹
- 目的地 イギリス
- 出発日 2025年12月31日
- 犬種・猫種 一般犬種・猫種
- 特別対応 ヨーロッパ経由 · 多頭同行
この事例では二つの変数が同時に発生しました。ルート自体の難しさと、チェックイン直前に見つかった問題です。それでも2頭はイギリスへ入国できました。「無理に押し通す」のではなく、その場で判断した人がいたからです。
出発前:制限のあるルートと直前の傷
香港からイギリスへペットを運ぶ場合、一般的な「預け荷物」の扱いはできません。実際には貨物輸送(Manifest Cargo)として運ぶか、ヨーロッパまで飛行機で入り、そこから陸路またはフェリーでイギリスへ向かうかのどちらかです。直行の貨物は高額で、繁忙期は貨物室の枠も限られます。私たちは飼い主様と相談し、後者「ヨーロッパへ飛び、ペットタクシーで陸路イギリスへ」を選びました。
同じ時期にエールフランスが1便あたりの貨物室の枠を1頭に縮小しました。2頭を同時に移すご家庭にとってこれは現実的なリスクで、予約が遅れれば別々の便になるか、数週間待つことになります。
さらに難しい問題が発生します。出発直前に、Walker(ウェルシュ・コーギー)に赤く腫れた傷が見つかったのです。航空会社は健康上の理由で搭載を拒否できます。皮外傷で搭乗可能なのか、延期すべきなのかを、その場で判断する必要がありました。
当社の対応
Dr. Tommyがその場で傷を診察し、皮外傷で飛行の安全性に影響しないことを確認したうえで、即座に処置と記録を行い、カウンターで搭載を拒否されないようにしました。2頭分の座席は早い段階で確保していたため、エールフランスの枠縮小の影響は受けていません。到着後はヨーロッパからイギリスへの陸送と通関を手配し、新居まで直接お届けしました。
結果
2頭とも無事にイギリスへ入国しました。Bei Beiは家族と街を歩くのが一番好きで、外向的なWalkerはアメリカン・ブリーの新しい友達まででき、2頭は芝生の上を自由に走り回りました。
「ヨーロッパ経由」を検討する価値
複数のペットを同時に移すご家庭では、ヨーロッパ経由のほうが貨物室の枠を柔軟に配分できます。陸路区間はペットタクシーで手配でき、途中で休憩と運動の時間も取れます。ただし年齢・犬種・健康状態に合うかどうかの判断が必要で、すべてのケースに適しているわけではありません。イギリスへのペット移住とヨーロッパへのペット移住もご覧ください。アイルランド⇄イギリスのフェリールートは当社が実際に視察しています(詳細は実績)。